韓国旅行2011

2011年03月20日

1日目〜出発

地震の影響でルート変更したため、航空券の処理がきちんとできているか心配だったので少し早めに大阪空港に行く。若干手間取ったものの特に問題なし。時間が余ったので昼食をとって空港ラウンジでマッタリ。時間が来たので成田行きに搭乗。しかし737で揺れると結構怖い。

成田でも微妙に時間があったので空港ラウンジでくつろいでから釜山行きに搭乗。これも737。所要時間が短いので夜にもかかわらず窓側席。ワインを飲みながら釜山まで移動。一応機内エンターテイメントがあったので映画を見たが、予想通り時間が足りず最後の5分くらいが切れてしまった。おおむね終わっていたからいいけど。

釜山空港には定刻通り到着。737なのでバスでターミナルに移動し、入国審査・・・と思いきや、その前に放射線検査があったwww

しかし放射線検査も入国審査も素通りし、両替所が開いていたので両替してリムジンバスで釜山駅まで移動。釜山駅に行くバスが出る2番乗り場に行ったのが20時58分頃、案内によると最終便が21時35分で40分間隔とのこと。ということは出たばかりですねorzorzorzトイレに行かず、両替もしなければひょっとして前のに間に合ってたのか?

寒い中30分以上待って、最終便で釜山駅まで。東横イン釜山駅1にチェックイン。中はどう見ても日本の東横インと同じだったwww

明日は昼過ぎのKTXに乗るだけだから、昼飯と晩飯食う場所でも探しておくか。

2011年03月21日

2日目(1)〜KTX山川

ホテルで朝食を摂ってチェックアウトしたが、チェックアウトは10時で、列車は13時50分なので時間が中途半端に余る。

釜山駅とりあえずチケットを受け取ることにして、ホテルの目の前にある釜山駅に入る。列車はウェブで予約していたので、印刷しておいた予約確認書を持ってチケット売り場に行くと、窓口でチケットに交換してくれた。前はちゃんとしたチケットだったが、今はレシートになっているようだ。

さて、観光は前回やったので特に行きたいところもなく、地下鉄を乗って回ったり、南浦のあたりをうろうろして昼飯に石焼きビビンバを食べたりして時間をつぶす。

13時過ぎに釜山駅に戻る。時間つぶしにコーヒーを飲んで、列車の案内が入ったところでホームに降りる。

KTX山川今日乗るのは、仏TGVから技術供与を受けたKTXをベースに韓国が開発した2台目KTXことKTX-山川(サンチョン)。KTX2とも言われている。基本はKTXというかTGVと同じ動力集中型で、両先頭車が機関車で中間8両が客車になっている。

KTX山川ロゴ先頭車横にはロゴがある。ハングルと英語と漢字が併記されている。ちなみに山川とはヤマメのことらしい。




KTX山川連接台車台車はもちろんKTXと同じ連接台車。機関車と、機関車の隣の車両の機関車側だけはボギー台車になっている。ところでこの空気バネの上に乗っている白いボールみたいなのはなんだろう?


KTX山川特室今回乗った特室(ビジネスクラス)の車内。KTXと同じような感じだが、リクライニングが前より傾くようになったか?それと、座席の位置と窓の位置があうようになったのはかなりの進歩といえよう。まあ合わないのはKTXだけなので、それ以前に戻っただけだけど。ちなみに普通車はシートピッチが広くなっているようで、座席が回転するようになっていた。車体幅もKTXより広いようで、全体的にゆったりした感じになっていた。

さて、この列車は釜山−ソウル間ノンストップの速達列車。ソウル、まで2時間8分の旅となる。前回来たときと比べて高速区間が増えていたが、それでも所々在来線を走っているようで300km/hまで出したり、速度を落としたりと忙しい。乗り心地については、200km/hくらいで走っているときは乗り心地がいいなと思ったが、300km/hくらい出すとかなり揺れる。車体の剛性が低いのか、ビビリ振動がやたら多い。あとは直線でも横揺れが多いので、軌道不整も多いのだろう。ちゃんと保線やってないのかな。うーん。KTXも乗り心地が悪かった記憶があるが、こんなにビビリ振動が多かったかな?何しろ4年半前なので記憶は定かではないが、KTXの普通鋼からKTX山川ではアルミになっているせいだろうか。

そんなことを考えながら車窓を眺めていたら、定刻より3分遅れの16時1分頃に終点ソウル到着。これで今回韓国に来た主目的は果たした。後は美味いもんでも食って、明日帰るだけだ。ちなみに特室では、ペットボトル水のサービスがあった。

2日目(2)〜ソウル

長くなったので、KTX編とソウル編に分ける。といっても晩飯くらいしかネタがないけど。

さて、ソウル到着後、地下鉄でホテルに向かう。今日のホテルは、東横インソウル東大門。フロントに行くと韓国語で話しかけられたのでキョドッて英語で答えると、「日本語でおk」と言われた。

部屋で少しくつろいでから、晩飯と明日の帰国準備のために出かける。明日は朝の飛行機で帰るが、空港までバスで行くか昨年末に開業した空港鉄道で行くかになる。俺としては後者で行きたいが、調べたところ始発の地下鉄に乗ってソウル駅での乗り継ぎがギリギリなので大丈夫かという不安はある。なのであらかじめソウル駅までの所要時間と乗り換えに要する時間を調べるとともに、明日の空港鉄道のチケットを買っておいた。乗り換え時間は、ギリギリだけどよほどのことがない限り大丈夫。万が一列車に乗り遅れても、ビジネスクラスのチェックイン締め切りには間に合うのできっと乗せてくれるだろうという結論に達した。

明日の仕込みを終えて、明洞に行って晩飯。ホテルでネットで調べたら、ここのダッカルビが美味いという書き込みが多かったので行ってみた。メニューには英語も日本語も書かれていたが、店員にはどちらも通じなかった。メニューをさしてダッカルビと言って注文すると、身振り手振りでサラダバーがあることを教えてくれた。

ダッカルビチャーハンこの店ではテーブルで調理してくれるのだが、最初に鉄板に投入されたダッカルビの材料がどうも少ないような気がする。そして机の上にはなぜかコチュジャンの乗ったご飯が。最後にはすべて投入されて、チャーハンができあがった。伝票を見ると、コチュジャンとは値段が違う。ダッカルビを頼んだつもりが、なぜかダッカルビチャーハンが発注されていたようだ。まあ、こっちの方が安いし、美味そうだし、ダッカルビは前食べたからこっちでもいいかと思い、そのまま食べる。

これは美味い。そして辛い。サラダで舌を休めながら、ひたすら食べる。写真で見ると、鉄板が大きいから一人前だと少なく見えるが、ボリュームもまあまあある。食べ終わる頃には、汗をだらだら流していた。しかし美味かった。怪我の功名か。

食事には満足したが口の中が辛いので、帰りにファミマに寄ってヨーグルトを買って帰る。

さて、明日は帰国。東京、鹿児島経由で加古川まで帰る。朝早いので早めに寝たい。

2011年03月22日

3日目〜みずほ

5時起床で、昨日コンビニで買っておいたパンとお茶で軽く飯を食って出発。地下鉄の始発でソウル駅へ行って、空港鉄道の始発の直通列車に乗り換え。乗り換え時間が10分で、地下から地上2階か3階に上がって、KTXのソウル駅を横断して、また地下に潜らないといけないので結構ギリギリだったが、早朝なので人も少なく余裕を持って乗り換えられた。

直通列車はソウル−仁川国際空港間ノンストップで所要43分。車内は座席の向きが固定だったが、幸い前向きの窓側席だった。ソウルを出た頃はまだ真っ暗だったが、仁川に着く頃には夜が明けていた。

空港到着後、JALのカウンターでチェックインして保安検査と出国審査をパスして、免税店でお土産購入。そしてシャトルで乗り場まで行くと、あまり余裕を持っていなかったので程なくして搭乗が始まった。

そのまま成田まで飛んで、羽田までリムジンバスで移動。カウンターでクラスJにアップグレードして、昼飯を食ってラウンジでマッタリ。・・・してたらいきなりケータイが鳴って何かと思えば緊急地震速報だった。そしてすぐに揺れたがたいしたことはなくてよかった。

時間が来て鹿児島行きに搭乗。鹿児島まで1時間45分ほどの空の旅。鹿児島空港からはリムジンバスで鹿児島中央へ。

鹿児島中央駅(たぶん)4年3ヶ月ぶりの鹿児島中央駅。






N700SorRもう1,2本前のさくらにも間に合ったが、すでに窓側が満席だったのと、山陽区間の乗り換えパターンが固定で博多から強制的にのぞみになるので、当初予定通りみずほ604号に乗車。ホームドア+ホーム一杯に止まっているためまともに写真が撮れないので、写真はたまたま入線してきた別の列車。標識がかぶってしまったorz

N700R車内みずほ車内。レールスターや800系と同じく指定席は4列シート。椅子もいいのでゆったりとくつろげる。乗り心地はKTXよりも大分いいし座席も広いが、客室内はさすがにKTXの方が静かだった。


岡山までみずほで移動したが、九州区間ではそれほど混んでいなかったが、博多からほぼ満席となった。確かにレールスターより快適で、のぞみと同じダイヤで走るんだったら、こっちの方がいいよな。

岡山で500系こだまに乗り換え、姫路で普通に乗り換えて帰還。4年半ぶりに韓国に行ったが、東横インに泊まってNHKを見てたら全然海外に行った気がしないw

まあ美味いもん食えたし、KTX山川にも乗れたのでよしとしよう。