NZ旅行2009
2009年07月16日
1日目〜出撃
というわけで、無駄に8時半くらいに起きて出撃。山電と阪神を乗り継いで難波に出て、無駄にラピート。何気に関空利用目的でラピートに乗るのは初めて(ラピート自体は昔一回だけ乗った)。阪神なんば線ができるまでは、わざわざ難波に出ようという気が起きなかった。
実際にこのルートを使ってみてわかったのだが、このルートだと、滝の茶屋以外で階段の上り下りが全く発生しない(エスカレータ完備)。スーツケースを持っていると非常に助かる。一般には三宮でのバス乗り換えが楽といわれているが、バスは高い上、阪神三宮はエスカレータがないので、スーツケースを抱えて階段を上らないといけない。南海ルートだと、ラピートさえ使わなければそんなに高くないし(使ってもバスよりは安いか?)、バリアフリーなのはいいことだ。
空港に着くと腹が減ったので、鎌倉パスタで昼食。チェックイン開始時刻になったのでニュージーランド航空のカウンタに行くと、とんでもない行列がorz
まだ夏休み前だと高をくくっていたが、そういえば今日乗る便は満席だった。しかし学校はまだ夏休みじゃないと思うのだが、どう見ても中高生くらいにしか思えない奴らが大量にいる。ついに不況のあおりを受けて、学校でも操業調整日が設けられたのか?(爆
なんとかチェックインを済ませて出国。搭乗口近くのカード会社のラウンジでくつろぐ。そろそろ搭乗時間なので、逝ってきます。
実際にこのルートを使ってみてわかったのだが、このルートだと、滝の茶屋以外で階段の上り下りが全く発生しない(エスカレータ完備)。スーツケースを持っていると非常に助かる。一般には三宮でのバス乗り換えが楽といわれているが、バスは高い上、阪神三宮はエスカレータがないので、スーツケースを抱えて階段を上らないといけない。南海ルートだと、ラピートさえ使わなければそんなに高くないし(使ってもバスよりは安いか?)、バリアフリーなのはいいことだ。
空港に着くと腹が減ったので、鎌倉パスタで昼食。チェックイン開始時刻になったのでニュージーランド航空のカウンタに行くと、とんでもない行列がorz
まだ夏休み前だと高をくくっていたが、そういえば今日乗る便は満席だった。しかし学校はまだ夏休みじゃないと思うのだが、どう見ても中高生くらいにしか思えない奴らが大量にいる。ついに不況のあおりを受けて、学校でも操業調整日が設けられたのか?(爆
なんとかチェックインを済ませて出国。搭乗口近くのカード会社のラウンジでくつろぐ。そろそろ搭乗時間なので、逝ってきます。
2009年07月17日
2日目(1)〜NZ上陸
というわけで、関空からNZ98便で一路オークランドまで。機内ではなぜか放映していたドラゴンボール・エヴォリューションを見ながら夕食。何度見てもやるせない気分になるし、「ナマステ」で笑ってしまう。
ドラゴンボールが終わって眠りについたが、途中で揺れまくったせいであまり眠れず、4時前には朝飯だと言って起こされる。日本時間だとまだ1時前。昨日はまだ起きていた時間に起きないといけないとはorz
眠い目をこすりながら朝飯を食べると、ほぼ定刻の6時前にオークランド国際空港に到着。入国して長ったらしい税関を通って、当面必要な分をNZドルに両替。やはり日本よりはレートが良かった。
というわけで、初南半球。空港の外に出ると、外気温は7℃と言っていただけあって、大分涼しい。灼熱地獄の日本と違って快適だ。空港からはエアバス(飛行機ではない)でホテルに直行。まだ朝の8時過ぎだったので、せめて荷物だけでも預かってもらおうと思ったら、部屋に入れた。部屋さえ空いていれば、チェックイン時刻前でも部屋に入れてくれるのは海外ホテルのいいところだ。
一休みしたら、観光に繰り出すか。眠いけどorz
ドラゴンボールが終わって眠りについたが、途中で揺れまくったせいであまり眠れず、4時前には朝飯だと言って起こされる。日本時間だとまだ1時前。昨日はまだ起きていた時間に起きないといけないとはorz
眠い目をこすりながら朝飯を食べると、ほぼ定刻の6時前にオークランド国際空港に到着。入国して長ったらしい税関を通って、当面必要な分をNZドルに両替。やはり日本よりはレートが良かった。
というわけで、初南半球。空港の外に出ると、外気温は7℃と言っていただけあって、大分涼しい。灼熱地獄の日本と違って快適だ。空港からはエアバス(飛行機ではない)でホテルに直行。まだ朝の8時過ぎだったので、せめて荷物だけでも預かってもらおうと思ったら、部屋に入れた。部屋さえ空いていれば、チェックイン時刻前でも部屋に入れてくれるのは海外ホテルのいいところだ。
一休みしたら、観光に繰り出すか。眠いけどorz
2日目(2)〜オークランド観光
ホテルで一息ついてから、眠気にあらがいながら街に繰り出す。まず向かったのはMOTAT。オークランド郊外にある交通科学博物館だ。MOTATへは42、43、45番のバスでMOTATで降りればいいと聞いていたので(帰りは113番くらいだったので、ほかのバスでも行けるみたい)、ブリトマート駅前のバス停からバスで移動。車内でついうとうとしてしまって、起きたらMOTATの看板が流れていく。慌てて運転手に詰め寄ったら、その場で降ろしてくれた。危ないところだったぜ。
というわけでMOTAT。そもそもNZでは、鉄道はほとんど発達していないため、何となく想像はついていたのだが、鉄道関係は非常にしょぼいと言えよう。それでも実際に目の前で蒸気機関を動かしていたのと、MOTATと隣接する動物園の間を運行しているトラムに乗れたことは良かったけど。まあ、一度は言ってみてもいいんじゃなかろうか。
MOTATからバスでオークランド市内に戻って昼飯。マックの前を通りかかったら、キウイバーガー(Kiwiburger)なるものが目に入ったので早速購入。
キウイとは果物のことではなくて、NZ人を指す言葉で、個人投資家の間ではNZドルもキウイと呼ばれていたりする。どのあたりがキウイバーガーなのかと食べてみたが、中身は肉とレタスと卵と赤カブみたいなのが入っているだけで、どの辺がNZなのかいまいちよくわからんかった。ソースは普通のと違ってちょっと美味しいかも。
食後は無料で乗れる市内循環バスであるシティ・サーキットに試乗。どっかのガイドブックには電気バスト書いてあったが、実際はガスタービン搭載のハイブリッドバスみたい(確か同じメーカのハイブリッドバスが東京でも走っていたような気が)。発電機の出力は小さく、ほとんど非常用のようで、通常運航時は電気で走っている感じだった。バッテリ容量が大分大きいと思われるが、電池は何を使っているのか気になるところ。ニッケル水素かリチウムイオンかな。まさかの鉛蓄電池とか・・・。
シティ・サーキットを降りると、今度はスカイタワーに登る。たしかエッフェル塔より微妙に高くて東京タワーより微妙に低いという、微妙な高さだった。このタワーの最大の売りは、タワーの上から飛び降りられること(ワイヤー付き)。展望台から外を見ていると、時々人が落ちてきたが、とてもあんな真似しようとは思えん。
スカイタワーから降りた後は、しばらく街をぶらぶら。ワインが安売りされているのを見て衝動買い。銘柄から言うとボトル14NZDは大分安い気がする。とりあえずホテルに戻ってテイスティング。こんなこともあろうかとソムリエナイフを持ってきていたが、買ったワインはコルク抜きが必要ないタイプだったorz
味はまろやかで、飲みやすいタイプだった。
食前酒が済んだので、晩飯を食いに行く。せっかくニュージーランドに来たので、子羊の肉を食べる。ラム肉を蒸したようなやつで、赤ワインによく合った。そしてワインを飲んでいて写真撮るのを忘れたorz
明日はウェリントンに向かうために朝が早いので、今日のところは晩酌をしてさっさと寝よう。
というわけでMOTAT。そもそもNZでは、鉄道はほとんど発達していないため、何となく想像はついていたのだが、鉄道関係は非常にしょぼいと言えよう。それでも実際に目の前で蒸気機関を動かしていたのと、MOTATと隣接する動物園の間を運行しているトラムに乗れたことは良かったけど。まあ、一度は言ってみてもいいんじゃなかろうか。
MOTATからバスでオークランド市内に戻って昼飯。マックの前を通りかかったら、キウイバーガー(Kiwiburger)なるものが目に入ったので早速購入。
キウイとは果物のことではなくて、NZ人を指す言葉で、個人投資家の間ではNZドルもキウイと呼ばれていたりする。どのあたりがキウイバーガーなのかと食べてみたが、中身は肉とレタスと卵と赤カブみたいなのが入っているだけで、どの辺がNZなのかいまいちよくわからんかった。ソースは普通のと違ってちょっと美味しいかも。
食後は無料で乗れる市内循環バスであるシティ・サーキットに試乗。どっかのガイドブックには電気バスト書いてあったが、実際はガスタービン搭載のハイブリッドバスみたい(確か同じメーカのハイブリッドバスが東京でも走っていたような気が)。発電機の出力は小さく、ほとんど非常用のようで、通常運航時は電気で走っている感じだった。バッテリ容量が大分大きいと思われるが、電池は何を使っているのか気になるところ。ニッケル水素かリチウムイオンかな。まさかの鉛蓄電池とか・・・。
シティ・サーキットを降りると、今度はスカイタワーに登る。たしかエッフェル塔より微妙に高くて東京タワーより微妙に低いという、微妙な高さだった。このタワーの最大の売りは、タワーの上から飛び降りられること(ワイヤー付き)。展望台から外を見ていると、時々人が落ちてきたが、とてもあんな真似しようとは思えん。
スカイタワーから降りた後は、しばらく街をぶらぶら。ワインが安売りされているのを見て衝動買い。銘柄から言うとボトル14NZDは大分安い気がする。とりあえずホテルに戻ってテイスティング。こんなこともあろうかとソムリエナイフを持ってきていたが、買ったワインはコルク抜きが必要ないタイプだったorz
味はまろやかで、飲みやすいタイプだった。
食前酒が済んだので、晩飯を食いに行く。せっかくニュージーランドに来たので、子羊の肉を食べる。ラム肉を蒸したようなやつで、赤ワインによく合った。そしてワインを飲んでいて写真撮るのを忘れたorz
明日はウェリントンに向かうために朝が早いので、今日のところは晩酌をしてさっさと寝よう。
2009年07月18日
3日目〜The Overlander
いよいよ今日から列車の旅。NZでは鉄道がほとんど廃れたと言っても、オークランドとウェリントン近郊の通勤路線と、一部の長距離列車はまだ生き残っている(+貨物)。長距離列車は主にTranz Scenic社(トランツ・シーニック社)が運行していて、今日乗るのはその一つ、オークランドとウェリントンを結ぶThe Overlander(オーバーランダー号)。
早起きしてオークランド側の起点であるブリトマート駅に出かけると、早すぎてまだ駅が開いていなかった。しばらく入り口の前で待つこと数分。ほかにも何人か待ちぼうけしていたが、ついに行く手を阻む自動ドアが開いた。
ブリトマート駅は実は地下駅。ホームは無駄に3面5線もあり、真ん中の3番線だけで独立しているホームがオーバーランダー号専用のホームになっている。満を持してエスカレータを降りていくと、駅員がキャスター付きの机を押してきて、3番ホーム入り口でチェックイン手続きを始める。4月に事前予約した際にEメールで送られてきたeチケットを見せると、今回Scenic Rail Pass(シーニック・レールパス)を使うため予約列車が全部並んでいたので、「どれだ?」と聞かれる。一番上を指して「これだ」というと、乗客名簿にチェックを入れて、車両と座席をeチケットに記入してくれる。名簿をちらっと見ると、俺の名前が一番上だった。まあ、オフシーズンに3ヶ月も前から予約するやつはいないわなwwwww
列車は機関車牽引の客車列車で、客車4両+荷物車1両。俺はA号車(後ろからA、M、B、C号車の順)。A号車の一番後ろは全面ガラス張りで、わずかながらもラウンジスペースがある。そしてB号車には飲み物や軽食を販売する売店もある。
荷物は荷物車に預けてA号車に乗り込む。乗客が全員乗り込むと、手動のドアが締められ、ほぼ定刻に発車する。ブリトマート駅を出ると、すぐに地上に出て、少しの間海岸沿いに走る。朝飯を食っていなかったので、出発後30分くらいして売店でサンドイッチとサラダ、コーヒーを購入。座席で朝食をとる。
オークランドを出て2時間位すると、ハミルトンの手前で突然長時間停車と発車を繰り返す。何事かと持っていたら放送が入って、レール工事のためとかなんとかで止まっているみたいなことを言ったような気がする(NZ人の英語マジでわかりません(>_<))。実際複線区間の隣側の線路を切断していた。
しばらくするとゆっくりと動き出して、ハミルトンに到着。ハミルトンでは機関車交換のため、少し停車するというのでホームに降りる。ブリトマート駅では地下駅のため、光加減がよろしくない写真しか撮れなかったので、ここで改めて撮り直す。天気がいまいちだが、地下駅よりはよく撮れた。
列車の前の方まで歩いていくと、ここまで牽引してきていたDLはすでに撤去されていて、代わりの機関車が接近中だった。よくみるとなんと屋根の上にパンタが(しかもシングルアーム)。鉄道の発達していないNZなんて、全線単線非電化だと思い込んでいた。ハミルトン到着前から架線が張られていたので、オークランド近郊区間で電化工事でも始まっているのかなとか思っていたが、むしろここから先が電化区間なのね。なんであえて列車密度の低いところを電化するのかはわからんが、ガイシの数とパンタが一個しかないことからするとAC20kVか25kVかな?ガイシと電圧の関係は忘れたので、適当だけど。
機関車付け替え作業が終わると、乗務員が笛を鳴らして乗客を乗せるとすぐに発車する。客車が5両しか付いていないせいか、やたら加速性能がいい。下手すりゃ電車並みじゃなかろうか。おまけに最高速度も100km/h以上出てそうな雰囲気。線路がガタガタで揺れがひどいのは頂けないが、蛇行動を起こしていた台湾よりはマシと言えよう。
天候は雨が降ったり晴れたりを繰り返していたが、列車は関係なくニュージーランド北島を縦走する。車窓も牧草地帯やら密林やら渓谷やら荒野やら変化に富んでいて見応えがあった。
あとは至る所に動物がいた。左写真に写っている白いつぶつぶは全部羊だが、ほかにも馬や牛や山羊もいっぱいいた。野生なのか放牧なのか区別が付かないほどに色々なところにいた。
昼過ぎ、約1時間半遅れでNational Parkに到着。ここには本来昼頃に着くはずだったので、駅の売店で昼食を買ったりするために30分ほど停車。遅れてても停車時間は確保しているらしい。この列車が遅れたため、本来次の駅でするはずだった、ウェリントン発の列車との行き違いをここで行う。写真は右が俺の乗っているウェリントン行きで、左がオークランド行き。
午後3時過ぎ。遅れが1時間40分ぐらいに増えて、National Parkを発車。乗客は意外と入れ替わっているみたい。ラウンジスペースが空いてきたので、そこに移動してしばらくくつろぐ。路線はこんな感じで単線電化。窓が大きいので、景色がよく見える。晴れていたらもっと良かったと思う。
しばらく走ると、NZは今冬なので、17時半くらいには日が暮れて暗くなる。外が見えなくなったので、自分の席に戻る。列車はPalmerston Northで再度機関車をDLに交換。都市部だけ非電化で、ローカル区間だけ電化なのか?と思っていたが、その後もしばらく架線は続いている(ウェリントン到着まで架線が続いていた)。電化方式が違うのかな?暗くてガイシの数とかは読めないが、都市部なのでDC1500か3000Vなのかもしれない。
ぼーっと夜景を眺めながら過ごしていると、いつの間にか遅れを1時間くらいに短縮して、ウェリントンに到着。オークランドを7時30分に出て、ウェリントンには約1時間遅れの20時25分頃到着。実に13時間の旅であった。
荷物車から降ろされる荷物を受け取って、ホテルに向かう。地図で見るとホテルまで1km弱あったが、まだそんなに遅い時間じゃないので徒歩移動。しかし駅から出ると、人がほとんどいない。まだ20時半なのに。首都なのに。うちの田舎と変わらんくらい、人気がほとんどない。首都といえどもオークランド、クライストチャーチに人口規模で劣るとはいえ、これはひどい。歩き出して2,3分でタクシー代けちったことを後悔したが、別にロシアのように危険な雰囲気は全く感じられなかったので、そのままホテルまで移動。少しでも近道をしようとして道に迷いかけたが、問題なく到着。
風呂に入って昨日買ったワインとチーズで晩酌。ワインはともかく、チーズが驚くほどうまい。さすがニュージーランド。一番安いやつを買ったのにこのうまさ。是非お土産に買っていこう。
早起きしてオークランド側の起点であるブリトマート駅に出かけると、早すぎてまだ駅が開いていなかった。しばらく入り口の前で待つこと数分。ほかにも何人か待ちぼうけしていたが、ついに行く手を阻む自動ドアが開いた。
ブリトマート駅は実は地下駅。ホームは無駄に3面5線もあり、真ん中の3番線だけで独立しているホームがオーバーランダー号専用のホームになっている。満を持してエスカレータを降りていくと、駅員がキャスター付きの机を押してきて、3番ホーム入り口でチェックイン手続きを始める。4月に事前予約した際にEメールで送られてきたeチケットを見せると、今回Scenic Rail Pass(シーニック・レールパス)を使うため予約列車が全部並んでいたので、「どれだ?」と聞かれる。一番上を指して「これだ」というと、乗客名簿にチェックを入れて、車両と座席をeチケットに記入してくれる。名簿をちらっと見ると、俺の名前が一番上だった。まあ、オフシーズンに3ヶ月も前から予約するやつはいないわなwwwww
列車は機関車牽引の客車列車で、客車4両+荷物車1両。俺はA号車(後ろからA、M、B、C号車の順)。A号車の一番後ろは全面ガラス張りで、わずかながらもラウンジスペースがある。そしてB号車には飲み物や軽食を販売する売店もある。
荷物は荷物車に預けてA号車に乗り込む。乗客が全員乗り込むと、手動のドアが締められ、ほぼ定刻に発車する。ブリトマート駅を出ると、すぐに地上に出て、少しの間海岸沿いに走る。朝飯を食っていなかったので、出発後30分くらいして売店でサンドイッチとサラダ、コーヒーを購入。座席で朝食をとる。
オークランドを出て2時間位すると、ハミルトンの手前で突然長時間停車と発車を繰り返す。何事かと持っていたら放送が入って、レール工事のためとかなんとかで止まっているみたいなことを言ったような気がする(NZ人の英語マジでわかりません(>_<))。実際複線区間の隣側の線路を切断していた。
しばらくするとゆっくりと動き出して、ハミルトンに到着。ハミルトンでは機関車交換のため、少し停車するというのでホームに降りる。ブリトマート駅では地下駅のため、光加減がよろしくない写真しか撮れなかったので、ここで改めて撮り直す。天気がいまいちだが、地下駅よりはよく撮れた。
列車の前の方まで歩いていくと、ここまで牽引してきていたDLはすでに撤去されていて、代わりの機関車が接近中だった。よくみるとなんと屋根の上にパンタが(しかもシングルアーム)。鉄道の発達していないNZなんて、全線単線非電化だと思い込んでいた。ハミルトン到着前から架線が張られていたので、オークランド近郊区間で電化工事でも始まっているのかなとか思っていたが、むしろここから先が電化区間なのね。なんであえて列車密度の低いところを電化するのかはわからんが、ガイシの数とパンタが一個しかないことからするとAC20kVか25kVかな?ガイシと電圧の関係は忘れたので、適当だけど。
機関車付け替え作業が終わると、乗務員が笛を鳴らして乗客を乗せるとすぐに発車する。客車が5両しか付いていないせいか、やたら加速性能がいい。下手すりゃ電車並みじゃなかろうか。おまけに最高速度も100km/h以上出てそうな雰囲気。線路がガタガタで揺れがひどいのは頂けないが、蛇行動を起こしていた台湾よりはマシと言えよう。
天候は雨が降ったり晴れたりを繰り返していたが、列車は関係なくニュージーランド北島を縦走する。車窓も牧草地帯やら密林やら渓谷やら荒野やら変化に富んでいて見応えがあった。
あとは至る所に動物がいた。左写真に写っている白いつぶつぶは全部羊だが、ほかにも馬や牛や山羊もいっぱいいた。野生なのか放牧なのか区別が付かないほどに色々なところにいた。
昼過ぎ、約1時間半遅れでNational Parkに到着。ここには本来昼頃に着くはずだったので、駅の売店で昼食を買ったりするために30分ほど停車。遅れてても停車時間は確保しているらしい。この列車が遅れたため、本来次の駅でするはずだった、ウェリントン発の列車との行き違いをここで行う。写真は右が俺の乗っているウェリントン行きで、左がオークランド行き。
午後3時過ぎ。遅れが1時間40分ぐらいに増えて、National Parkを発車。乗客は意外と入れ替わっているみたい。ラウンジスペースが空いてきたので、そこに移動してしばらくくつろぐ。路線はこんな感じで単線電化。窓が大きいので、景色がよく見える。晴れていたらもっと良かったと思う。
しばらく走ると、NZは今冬なので、17時半くらいには日が暮れて暗くなる。外が見えなくなったので、自分の席に戻る。列車はPalmerston Northで再度機関車をDLに交換。都市部だけ非電化で、ローカル区間だけ電化なのか?と思っていたが、その後もしばらく架線は続いている(ウェリントン到着まで架線が続いていた)。電化方式が違うのかな?暗くてガイシの数とかは読めないが、都市部なのでDC1500か3000Vなのかもしれない。
ぼーっと夜景を眺めながら過ごしていると、いつの間にか遅れを1時間くらいに短縮して、ウェリントンに到着。オークランドを7時30分に出て、ウェリントンには約1時間遅れの20時25分頃到着。実に13時間の旅であった。
荷物車から降ろされる荷物を受け取って、ホテルに向かう。地図で見るとホテルまで1km弱あったが、まだそんなに遅い時間じゃないので徒歩移動。しかし駅から出ると、人がほとんどいない。まだ20時半なのに。首都なのに。うちの田舎と変わらんくらい、人気がほとんどない。首都といえどもオークランド、クライストチャーチに人口規模で劣るとはいえ、これはひどい。歩き出して2,3分でタクシー代けちったことを後悔したが、別にロシアのように危険な雰囲気は全く感じられなかったので、そのままホテルまで移動。少しでも近道をしようとして道に迷いかけたが、問題なく到着。
風呂に入って昨日買ったワインとチーズで晩酌。ワインはともかく、チーズが驚くほどうまい。さすがニュージーランド。一番安いやつを買ったのにこのうまさ。是非お土産に買っていこう。
2009年07月19日
4日目(1)〜Interislander
今日はウェリントンからクライストチャーチまで移動。まずはウェリントンから、フェリーでクック海峡を渡って南島のピクトンへ向かう。
7時過ぎにホテルをチェックアウトして、少し離れたフェリーターミナルまで移動するためにタクシーを呼んでもらう。すると同じくフェリーに乗るおっさんもちょうどチェックアウトしていて、相乗りして割り勘にすることになった。ホテルが呼んだタクシーはなんとプリウスだった。NZでまで売れていたのか。プリウスに乗るのは2度目で、今回は初リアシートだったのだが、いつエンジンが起動して、いつ停止しているのか全くわからん。前乗ったときはエネルギーモニタを見ていたのと、助手席だったのでインバータが動作すると音でわかったのだが、リアシートだと何もわからん。しかしNZまで来て、プリウスに乗るとは思わんかった。
フェリーターミナル到着後、カウンターでチェックインして、荷物を預ける。ピクトンからは列車に乗り継いでクライストチャーチへ向かうのだが、ここでチェックインすると荷物はそのままクライストチャーチまで送ってくれるらしい。売店で朝飯代わりのパンとコーヒーを買って、船に乗り込む。
フェリーの名前はInterislander(インターアイランダー)という名前で、中はレストランやバー、映画館もあって、まるで豪華客船のようだった(カジノはなかったけど)。同じフェリーでも南海フェリーとは大違いだ。
出航後しばらくは、何もない海の真ん中を航行するだけなので、客室内のソファで睡眠補充。ピクトンが近づくと入り江というか、小島というかが点々とする複雑な地形になる。
日光浴もかねて甲板に出ると、天気も良くて風さえ良ければ結構暖かかった。天気がいいおかげで空も海も青く、景色もいいので、ピクトン到着前まで甲板でのんびりと過ごす。
ウェリントン出向から約3時間、ピクトンの街が見えてきた。ピクトンは小さな港町のようだ。
フェリーターミナルも非常に小さく、イメージ的には沖洲マリンターミナルとそんなに変わらん。荷物はここで受け取る必要はないので、フェリーターミナルを出て、徒歩2分と言われたTranzScenicのピクトン駅に向かうことにする。
海外での船旅と言えば、香港島に渡るアレを除けば初めてで、ほんの3時間程度の旅だったが、なかなかいいものだなぁと思った。
7時過ぎにホテルをチェックアウトして、少し離れたフェリーターミナルまで移動するためにタクシーを呼んでもらう。すると同じくフェリーに乗るおっさんもちょうどチェックアウトしていて、相乗りして割り勘にすることになった。ホテルが呼んだタクシーはなんとプリウスだった。NZでまで売れていたのか。プリウスに乗るのは2度目で、今回は初リアシートだったのだが、いつエンジンが起動して、いつ停止しているのか全くわからん。前乗ったときはエネルギーモニタを見ていたのと、助手席だったのでインバータが動作すると音でわかったのだが、リアシートだと何もわからん。しかしNZまで来て、プリウスに乗るとは思わんかった。
フェリーターミナル到着後、カウンターでチェックインして、荷物を預ける。ピクトンからは列車に乗り継いでクライストチャーチへ向かうのだが、ここでチェックインすると荷物はそのままクライストチャーチまで送ってくれるらしい。売店で朝飯代わりのパンとコーヒーを買って、船に乗り込む。
フェリーの名前はInterislander(インターアイランダー)という名前で、中はレストランやバー、映画館もあって、まるで豪華客船のようだった(カジノはなかったけど)。同じフェリーでも南海フェリーとは大違いだ。
出航後しばらくは、何もない海の真ん中を航行するだけなので、客室内のソファで睡眠補充。ピクトンが近づくと入り江というか、小島というかが点々とする複雑な地形になる。
日光浴もかねて甲板に出ると、天気も良くて風さえ良ければ結構暖かかった。天気がいいおかげで空も海も青く、景色もいいので、ピクトン到着前まで甲板でのんびりと過ごす。
ウェリントン出向から約3時間、ピクトンの街が見えてきた。ピクトンは小さな港町のようだ。
フェリーターミナルも非常に小さく、イメージ的には沖洲マリンターミナルとそんなに変わらん。荷物はここで受け取る必要はないので、フェリーターミナルを出て、徒歩2分と言われたTranzScenicのピクトン駅に向かうことにする。
海外での船旅と言えば、香港島に渡るアレを除けば初めてで、ほんの3時間程度の旅だったが、なかなかいいものだなぁと思った。
4日目(2)〜The Tranzcoastal
言われるがままに、フェリーターミナルから2分ほど歩くと、写真のような小さな建物が見えてきた。看板はどう見てもSUBWAYだが、建物をよく見ると、TranzScenicの文字も書かれている。中に入ると、駅にSUBWAYが入っているのか、SUBWAYの中に駅が入っているのか、判断できないくらい微妙な感じだった。床面積はSUBWAYの方が広いんじゃないか・・・。
ホームも単線ホームが一個あるだけで、いい感じにローカル色を出している。こういう雰囲気は結構好きだな。
SUBWAYで昼食をとって駅のカウンターでチェックイン手続きを済ませると、ちょうどホームに列車が入ってくる。クライストチャーチから来たThe Tranzcoastal(トランスコースタル号)で、これが折り返しクライストチャーチ行きになる。
基本的に車両は昨日と同じ感じだが、違うのは座席はすべてボックス席ということと、オープンデッキが付いていること。この列車はOverlanderと違って、常に展望スペースが最後尾に来るように方転しないようだ。列車は客車4両(前からY、X、U、S号車)とオープンデッキ+荷物車の6両で、牽引はDLが一両。
機関車の交換作業が終わるまで乗るなと言われたので、ホームから身を乗り出してオープンデッキの中をのぞくと、なんか違和感が。よく見たら日本語で禁煙と書いてあるwwwww
そんなに日本人が多く乗るのか、それとも日本人のマナーが悪いのか・・・
しばらくすると機関車の交換作業が終わったので、列車に乗り込む。今日はU号車。この号車番号はなんとかならんのだろうか・・・。日本の1号車、2号車の呼び方になれていると、どうも違和感が・・・。
車内はこのようにテーブルを挟んだボックスシート。椅子はリクライニングしないが、テーブルがある分前後の間隔は広いので、日本の普通列車のボックス席のように、前の人と膝が当たるということはない。編成内には昨日同様売店もある。
13時ちょうど。列車は定刻通りで発車。発車後しばらくは車窓にのどかな風景が広がる。
しばらく走ると海が見えてきたので、オープンデッキに行く。風が強くて、揺れが大きくて、手すりが低いので、外に投げ出されたり、身につけているものを飛ばされないように気をつけないといけない。実際防止を飛ばされた人がいた(幸い床に落ちて拾えたが)。
TranzScenicの列車の窓はやたら光の反射率が高くて、真っ昼間でも車内からカメラを向けると、ガラスに映り込むのが難点だったが、オープンデッキならそんな問題もなく車窓を撮影できる。しばらくの間海岸沿いを走って、冬のNZの荒ぶる海を堪能できたし、反対側には今日も色々な動物が至るところにいた。
しばらくオープンデッキにいたが、さすがに風が強くて寒くなってきたので、車内に撤退する。車内は暖房が効いていて暖かい。その後ものどかな牧草風景と、一部山や渓谷の景色が流れていったが、寒いので車内からぼーっと眺めた。
今日は一日天気が良かったので、夕暮れまで景色がよく見えて良かった。これも日頃の行いのたまものか。
クライストチャーチ駅にはほぼ定刻の18時25分頃に到着。ホームに降りてなんか寒いなと思ったら、ホームの温度計は3℃を指していた。日本の10分の一か。どうりで寒いはずだ。
荷物を受け取ると、非常に小さなクライストチャーチの駅舎を抜けて、タクシーを拾う。クライストチャーチ駅は市街地から結構離れているので、タクシーを使わざるを得ない。市街地にあるホテルまで約10分。チェックインをして、部屋に入る。
晩飯をどうしようかと思ったが、こっちに来てから、一昨日オークランドでラム肉を食べた以外はまともなものを食べていない気がしたので、ホテルのレストランでリッチに夕食。Traditional Kiwiなんとかで、ソーセージとマッシュポテトとグリーンピースにハーブかなんかで味付けしたような感じのもの。ワインとも合って、なかなかいけた。飯に行くときにカメラを部屋に忘れたので、写真は携帯でしか撮れなかった。残念。
こっちに来てから毎日ワインを飲んでいる気がするが、旅行中ぐらいまあいいだろう。それにSwine Flu(こっちでは新型インフルをみんなそう呼んでいる)にかからないように、体内を消毒しないと。
ホームも単線ホームが一個あるだけで、いい感じにローカル色を出している。こういう雰囲気は結構好きだな。
SUBWAYで昼食をとって駅のカウンターでチェックイン手続きを済ませると、ちょうどホームに列車が入ってくる。クライストチャーチから来たThe Tranzcoastal(トランスコースタル号)で、これが折り返しクライストチャーチ行きになる。
基本的に車両は昨日と同じ感じだが、違うのは座席はすべてボックス席ということと、オープンデッキが付いていること。この列車はOverlanderと違って、常に展望スペースが最後尾に来るように方転しないようだ。列車は客車4両(前からY、X、U、S号車)とオープンデッキ+荷物車の6両で、牽引はDLが一両。
機関車の交換作業が終わるまで乗るなと言われたので、ホームから身を乗り出してオープンデッキの中をのぞくと、なんか違和感が。よく見たら日本語で禁煙と書いてあるwwwww
そんなに日本人が多く乗るのか、それとも日本人のマナーが悪いのか・・・
しばらくすると機関車の交換作業が終わったので、列車に乗り込む。今日はU号車。この号車番号はなんとかならんのだろうか・・・。日本の1号車、2号車の呼び方になれていると、どうも違和感が・・・。
車内はこのようにテーブルを挟んだボックスシート。椅子はリクライニングしないが、テーブルがある分前後の間隔は広いので、日本の普通列車のボックス席のように、前の人と膝が当たるということはない。編成内には昨日同様売店もある。
13時ちょうど。列車は定刻通りで発車。発車後しばらくは車窓にのどかな風景が広がる。
しばらく走ると海が見えてきたので、オープンデッキに行く。風が強くて、揺れが大きくて、手すりが低いので、外に投げ出されたり、身につけているものを飛ばされないように気をつけないといけない。実際防止を飛ばされた人がいた(幸い床に落ちて拾えたが)。
TranzScenicの列車の窓はやたら光の反射率が高くて、真っ昼間でも車内からカメラを向けると、ガラスに映り込むのが難点だったが、オープンデッキならそんな問題もなく車窓を撮影できる。しばらくの間海岸沿いを走って、冬のNZの荒ぶる海を堪能できたし、反対側には今日も色々な動物が至るところにいた。
しばらくオープンデッキにいたが、さすがに風が強くて寒くなってきたので、車内に撤退する。車内は暖房が効いていて暖かい。その後ものどかな牧草風景と、一部山や渓谷の景色が流れていったが、寒いので車内からぼーっと眺めた。
今日は一日天気が良かったので、夕暮れまで景色がよく見えて良かった。これも日頃の行いのたまものか。
クライストチャーチ駅にはほぼ定刻の18時25分頃に到着。ホームに降りてなんか寒いなと思ったら、ホームの温度計は3℃を指していた。日本の10分の一か。どうりで寒いはずだ。
荷物を受け取ると、非常に小さなクライストチャーチの駅舎を抜けて、タクシーを拾う。クライストチャーチ駅は市街地から結構離れているので、タクシーを使わざるを得ない。市街地にあるホテルまで約10分。チェックインをして、部屋に入る。
晩飯をどうしようかと思ったが、こっちに来てから、一昨日オークランドでラム肉を食べた以外はまともなものを食べていない気がしたので、ホテルのレストランでリッチに夕食。Traditional Kiwiなんとかで、ソーセージとマッシュポテトとグリーンピースにハーブかなんかで味付けしたような感じのもの。ワインとも合って、なかなかいけた。飯に行くときにカメラを部屋に忘れたので、写真は携帯でしか撮れなかった。残念。
こっちに来てから毎日ワインを飲んでいる気がするが、旅行中ぐらいまあいいだろう。それにSwine Flu(こっちでは新型インフルをみんなそう呼んでいる)にかからないように、体内を消毒しないと。
2009年07月20日
5日目〜The TranzAlpine
今日はTranz Scenicの看板列車ともいえるTranzAlpine(トランツアルパイン)で南島西部のグレイマウスまで往復。
ホテル前でタクシーを拾って、夜明け前のクライストチャーチ駅へ。非常に小さな駅で、Tranz Scenicのカウンタとベンチがあるだけで、売店もない小さな駅。ホームはもちろん単線ホームが一個だけ。
今日は単純に往復するだけで、荷物はホテルにおいてきているので、カウンタで座席の指定だけ受ける。ホームに出ると、列車はすでに入線済み。今日は平日だが、さすがに看板列車というだけのことはあって、客車7両+オープンデッキ車+荷物車の計9両と、NZで乗った列車では最長だ。
座席はG号車だったので早速乗り込む。今日の列車は、ボックスシートの車両と、普通の回転式座席のある車両の二種類を混結しているようだ。G号車は両端部以外は普通の回転式座席。一人旅にはこの方が気楽でいい。
Tranz Scenicの看板列車で、世界の鉄道の旅ベスト6かなんかに選ばれたらしく、日本人だか中国人だか知らんが、海外からの観光客も多い。昨日までの列車では見られなかった光景だ。
列車は定刻通りの8時15分頃に発車し、途中のスプリングフィールドを過ぎるあたりまでは、平地をひた走る。
スプリングフィールド駅では撮影タイム。駅から西を向くと、これから向かうことになる山々が立ち並ぶ。ちなみに今日は編成が長いためか、DL重連で牽引。
スプリングフィールドを出ると、列車は山の中へ分け入っていき、風景ものどかな平原から山岳地帯へと変わっていく。雪をかぶった山のきれいな風景から、大歩危顔負けの険しい渓谷風景まで見られた。よくこんなところまで線路を通したものだと思う。
次は昼前に、アーサーズパスで休憩。このあたりは国立公園になっているみたいで、標高は737m。微妙に雪も積もっていた。今年の初雪、と思ったが、正月にカナダで見たんだっけ。神戸では降った記憶がないなぁ。
アーサーズパスを出ると、山を下って約2時間で終点のグレイマウス。定刻より約15分遅れの13時ごろの到着。グレイマウス駅は完全な単線ホームで、小さな駅舎がついているだけ。NZはオークランドとウェリントン以外全部こんな感じだが。ホームに列車がいないのは、機関車付け替えのため引き上げているから。
折り返しの発車まで1時間ほどあるので、駅の近くにあったSUBWAYで昼飯。そういや昨日もSUBWAYだっけ。駅の近くにこれしかないから仕方ない。
帰りも同じG号車。同じ景色を見ながらクライストチャーチに向かっていたら、途中でなぜかヘリが併走していた。車内放送でもヘリが飛んでるとか案内があったが、なんのヘリだwww
往路でスプリングフィールドで撮影タイムがあったとき、帰りだと時間的にも日が沈む山をバックに列車が撮れると期待していたのだが、スプリングフィールドが近づくと車内放送が入って、「客がいないから遅延回復のためスプリングフィールドを通過する」という旨の案内が。ひどすぎるorzorzorzorzorz
列車は速度を落とすことなく、無情にもフルスピードでスプリングフィールドを通過。せめて夕暮れの風景だけでも写真に撮ろうとオープンデッキにたったが、列車が速すぎてデジカメではまともな写真が撮れんかったorzorzorz
列車は帰りも15分遅れくらいでクライストチャーチに近づいたのだが、15分遅れたためにピクトンから来たTranzcoastalと鉢合わせ。駅は単線ホームなので、Tranzcoastalが引き上げるまで信号待ち。ホームが一個しかないのになんでこんな少し遅れたら鉢合わせるようなダイヤ設定にしているんだ?と思ったが、駅運営コストを最小限に抑えるために時間を合わせているのかな。
列車は結局約20分遅れの6時23分頃到着。今日は荷物を受け取る必要がないので、そのままタクシーでホテルに帰還。
お金が余っているので、今日もリッチにホテルのレストランで夕食。今日はカメラを忘れずに持参。今日のメニューは、骨付きラム肉と赤ワイン。食べるのに苦労したけど、美味かった。ラム肉は結構あっさりしてていいなぁ。
鉄道の旅は今日で最後。正直、NZの鉄道なんてしょぼいんだろうとあまり期待してなかったが、かなり良かった。NZの大自然も満喫できたし、これは一度は乗る価値があると思う。願わくは、もっと路線と本数を増やしてほしいものだ。北島の通勤路線は拡大傾向にあるようだが、長距離路線は需要がないから無理なんだろうけど・・・。
ホテル前でタクシーを拾って、夜明け前のクライストチャーチ駅へ。非常に小さな駅で、Tranz Scenicのカウンタとベンチがあるだけで、売店もない小さな駅。ホームはもちろん単線ホームが一個だけ。
座席はG号車だったので早速乗り込む。今日の列車は、ボックスシートの車両と、普通の回転式座席のある車両の二種類を混結しているようだ。G号車は両端部以外は普通の回転式座席。一人旅にはこの方が気楽でいい。
Tranz Scenicの看板列車で、世界の鉄道の旅ベスト6かなんかに選ばれたらしく、日本人だか中国人だか知らんが、海外からの観光客も多い。昨日までの列車では見られなかった光景だ。
列車は定刻通りの8時15分頃に発車し、途中のスプリングフィールドを過ぎるあたりまでは、平地をひた走る。
次は昼前に、アーサーズパスで休憩。このあたりは国立公園になっているみたいで、標高は737m。微妙に雪も積もっていた。今年の初雪、と思ったが、正月にカナダで見たんだっけ。神戸では降った記憶がないなぁ。
アーサーズパスを出ると、山を下って約2時間で終点のグレイマウス。定刻より約15分遅れの13時ごろの到着。グレイマウス駅は完全な単線ホームで、小さな駅舎がついているだけ。NZはオークランドとウェリントン以外全部こんな感じだが。ホームに列車がいないのは、機関車付け替えのため引き上げているから。
折り返しの発車まで1時間ほどあるので、駅の近くにあったSUBWAYで昼飯。そういや昨日もSUBWAYだっけ。駅の近くにこれしかないから仕方ない。
帰りも同じG号車。同じ景色を見ながらクライストチャーチに向かっていたら、途中でなぜかヘリが併走していた。車内放送でもヘリが飛んでるとか案内があったが、なんのヘリだwww
往路でスプリングフィールドで撮影タイムがあったとき、帰りだと時間的にも日が沈む山をバックに列車が撮れると期待していたのだが、スプリングフィールドが近づくと車内放送が入って、「客がいないから遅延回復のためスプリングフィールドを通過する」という旨の案内が。ひどすぎるorzorzorzorzorz
列車は速度を落とすことなく、無情にもフルスピードでスプリングフィールドを通過。せめて夕暮れの風景だけでも写真に撮ろうとオープンデッキにたったが、列車が速すぎてデジカメではまともな写真が撮れんかったorzorzorz
列車は帰りも15分遅れくらいでクライストチャーチに近づいたのだが、15分遅れたためにピクトンから来たTranzcoastalと鉢合わせ。駅は単線ホームなので、Tranzcoastalが引き上げるまで信号待ち。ホームが一個しかないのになんでこんな少し遅れたら鉢合わせるようなダイヤ設定にしているんだ?と思ったが、駅運営コストを最小限に抑えるために時間を合わせているのかな。
列車は結局約20分遅れの6時23分頃到着。今日は荷物を受け取る必要がないので、そのままタクシーでホテルに帰還。
お金が余っているので、今日もリッチにホテルのレストランで夕食。今日はカメラを忘れずに持参。今日のメニューは、骨付きラム肉と赤ワイン。食べるのに苦労したけど、美味かった。ラム肉は結構あっさりしてていいなぁ。
鉄道の旅は今日で最後。正直、NZの鉄道なんてしょぼいんだろうとあまり期待してなかったが、かなり良かった。NZの大自然も満喫できたし、これは一度は乗る価値があると思う。願わくは、もっと路線と本数を増やしてほしいものだ。北島の通勤路線は拡大傾向にあるようだが、長距離路線は需要がないから無理なんだろうけど・・・。
2009年07月21日
6日目(1)〜クライストチャーチ観光
今回の旅行で初めて8時くらいまで寝て、朝飯を食う。昨日までは列車の都合で6時までには起きていたので、ようやくゆっくり寝られた。それでも睡眠不足な感じだがorz
朝食後、ホテルをチェックアウト。荷物だけ預かってもらって、観光に繰り出す。
とりあえず大聖堂。まずは5ドル払って、塔のてっぺんまで登る。階段が134段あるらしく、歩いて登るのは疲れた。景色はというと、周りにもっと大きい建物もあるので、お世辞にも景色がいいとは言えず、せいぜい下を見下ろして人がゴミのようだとつぶやくくらいしかやることがない。塔のてっぺんにはなぜかAQUOSがあった。うちのよりは小さいかな。
塔から降りて、大聖堂の中を一通り見学。お祈りしているのか懺悔しているのか疲れて座っているだけなのか知らんが、周りで写真を撮っていると微妙に気まずい。そしてその横で日本人がフラッシュを焚いて撮影しているのは如何なものかと思うが。
大聖堂から出て、大聖堂の前から発車しているトラムに乗車。観光案内所でチケットを売っているのだが、2日券(15$)しかないらしい。まあどうせ観光用で、移動に使う人なんかいないだろうからそれでも成り立つんだろうけど、半日しか観光しない人のためにせめて1日券くらいあっても良さそうなものだが・・・。
トラムは2種類あるようで、1車体2台車のと、1車体1台車のタイプがあるみたい。写真は1車体1台車タイプの方。車内で晩飯が食えるらしいレストラントラムとして使っている車両を含めてもそんなに数はないだろうに、なんであえて複数タイプを導入しているのだろうか。メンテの手間が増えるだけだと思うが。
あと別の通りで、線路を敷設しているのか撤去しているのか知らんが、なんか工事をしていた。ひょっとして路線拡張計画があるのかな?
トラムを降りてぶらついていると、またしてもオークランドで見かけた電気バス(ハイブリッド)が走っていた。どうせ無料なので、また乗車。今度は機器類を搭載している後部座席に乗ったが、やはり発電機が起動している雰囲気が感じられない。よほど大容量の電池を積んでいるのか、ガスタービン発電機が静かなのか。ぶっちゃけ、ガスタービン発電機がどんな音出すのか全く知らんのだが。まあそんなうるさいものではないだろうけど。
あとは街中をぶらぶら歩いて、お土産を見て回る。ワインショップでワインの試飲とチーズの試食ができた。NZのワインとチーズはよく合う。
あらかた観光が終わっていい時間になったので、ホテルに戻って荷物を受け取ると、近くのバスエクスチェンジからCity flyerという空港行きのバスが出ているので、これでクライストチャーチ国際空港に向かう。
なぜか15分だけ無料という空港の無線LANを使ってネットサーフィン&ブログ更新中。
朝食後、ホテルをチェックアウト。荷物だけ預かってもらって、観光に繰り出す。
とりあえず大聖堂。まずは5ドル払って、塔のてっぺんまで登る。階段が134段あるらしく、歩いて登るのは疲れた。景色はというと、周りにもっと大きい建物もあるので、お世辞にも景色がいいとは言えず、せいぜい下を見下ろして人がゴミのようだとつぶやくくらいしかやることがない。塔のてっぺんにはなぜかAQUOSがあった。うちのよりは小さいかな。
塔から降りて、大聖堂の中を一通り見学。お祈りしているのか懺悔しているのか疲れて座っているだけなのか知らんが、周りで写真を撮っていると微妙に気まずい。そしてその横で日本人がフラッシュを焚いて撮影しているのは如何なものかと思うが。
大聖堂から出て、大聖堂の前から発車しているトラムに乗車。観光案内所でチケットを売っているのだが、2日券(15$)しかないらしい。まあどうせ観光用で、移動に使う人なんかいないだろうからそれでも成り立つんだろうけど、半日しか観光しない人のためにせめて1日券くらいあっても良さそうなものだが・・・。
トラムは2種類あるようで、1車体2台車のと、1車体1台車のタイプがあるみたい。写真は1車体1台車タイプの方。車内で晩飯が食えるらしいレストラントラムとして使っている車両を含めてもそんなに数はないだろうに、なんであえて複数タイプを導入しているのだろうか。メンテの手間が増えるだけだと思うが。
あと別の通りで、線路を敷設しているのか撤去しているのか知らんが、なんか工事をしていた。ひょっとして路線拡張計画があるのかな?
トラムを降りてぶらついていると、またしてもオークランドで見かけた電気バス(ハイブリッド)が走っていた。どうせ無料なので、また乗車。今度は機器類を搭載している後部座席に乗ったが、やはり発電機が起動している雰囲気が感じられない。よほど大容量の電池を積んでいるのか、ガスタービン発電機が静かなのか。ぶっちゃけ、ガスタービン発電機がどんな音出すのか全く知らんのだが。まあそんなうるさいものではないだろうけど。
あとは街中をぶらぶら歩いて、お土産を見て回る。ワインショップでワインの試飲とチーズの試食ができた。NZのワインとチーズはよく合う。
あらかた観光が終わっていい時間になったので、ホテルに戻って荷物を受け取ると、近くのバスエクスチェンジからCity flyerという空港行きのバスが出ているので、これでクライストチャーチ国際空港に向かう。
なぜか15分だけ無料という空港の無線LANを使ってネットサーフィン&ブログ更新中。
6日目(2)〜ニュージーランド航空
というわけで、クライストチャーチ国際空港。小さな田舎空港だが、曲がりなりにもNZ第2の都市、かつ国際線も飛んでいるので、ターミナルはそこそこ広かった。
バスは国際線ターミナル近くで降ろされたので、国内線ターミナルまで移動して、NZ航空の自動チェックイン機でチェックインして、荷物を預ける。保安検査を済ませて、搭乗ゲートまで行くと、外は雨が降っていた。早めに来て良かった。
少し早めに付いたので、15分だけ無料という謎の無線LANでネットサーフィンしたり、本を読んで時間をつぶす。飛行機は17時30分発ウェリントン行きのNZ便だが、17時10分頃になると搭乗案内があったので、搭乗。
離陸する段階になると、どの航空会社でも同じだが、安全に関するビデオが放映される。しかしNZ航空が他社と違うのはその内容。なんとビデオに登場するクルーが全員裸。ボディペイントで一見服を着ているように見えるが、よく見るとやはり裸。肝心な部分は巧妙なカメラワークで隠されているが、紛れもなく裸。なんでも安全ビデオを誰も見てくれないから、見てもらえるように裸にしたという話だが、これは吹く。現在はNZ国内線のB737限定らしく、先日ニコニコで見てから期待していたのだが、これは確かに見てしまう。しかし内容は全く頭に入らんwwwww
実際に導入したのがいつかは知らんが、先月くらいから話題になっているみたい。しかしNZ航空がこんなぶっ飛んだことをするとはwww甘く見ていたぜ。
↑一応貼り付けておく。youtubeの方が高画質なので、見たい人は探してくれ。というか、youtubeの方が機内の放送より高画質だった気がする・・・。
肝心のフライトは、離陸直後からいやな感じに揺れていたが、何事もなかったかのようにドリンクサービス。国内線だがアルコールのサービスもあったのでワインを飲む。しかし今日のフライトは揺れが尋常じゃなく、やたらと6自由度の衝撃に見舞われる。
ウェリントンが近づくと、なんかひっきりなしにシートベルト着用サインが点いたり消えたりするうえ、CAや機長からやたら放送が入る。ウェリントンの天気が悪いからどうのこうのと言っているが、俺の英語力ではそれ以上の情報を得られなかったorzorzorz
しかし小型機でこれだけ揺れると、かなり怖いんですけど。機内の明かりが消されて着陸態勢に入ると、揺れが一層ひどくなる。バランスを崩さないのが不思議なくらい揺れる。安全ビデオをまじめに見ておけば良かったと猛省したが、ウェリントン国際空港に無事着陸。着陸した瞬間、機内から拍手がわき起こる。ちょwwwwwアエロフロートじゃあるまいし、そんなにやばかったのかwwwwwwww
おかげで酔いも覚めて、荷物を受け取るとホテルに直行。晩飯とともにワインを飲み直す。なんか今日は飲んでばかりいる気がするなぁ。まあスワインフル予防ということで。
バスは国際線ターミナル近くで降ろされたので、国内線ターミナルまで移動して、NZ航空の自動チェックイン機でチェックインして、荷物を預ける。保安検査を済ませて、搭乗ゲートまで行くと、外は雨が降っていた。早めに来て良かった。
少し早めに付いたので、15分だけ無料という謎の無線LANでネットサーフィンしたり、本を読んで時間をつぶす。飛行機は17時30分発ウェリントン行きのNZ便だが、17時10分頃になると搭乗案内があったので、搭乗。
離陸する段階になると、どの航空会社でも同じだが、安全に関するビデオが放映される。しかしNZ航空が他社と違うのはその内容。なんとビデオに登場するクルーが全員裸。ボディペイントで一見服を着ているように見えるが、よく見るとやはり裸。肝心な部分は巧妙なカメラワークで隠されているが、紛れもなく裸。なんでも安全ビデオを誰も見てくれないから、見てもらえるように裸にしたという話だが、これは吹く。現在はNZ国内線のB737限定らしく、先日ニコニコで見てから期待していたのだが、これは確かに見てしまう。しかし内容は全く頭に入らんwwwww
実際に導入したのがいつかは知らんが、先月くらいから話題になっているみたい。しかしNZ航空がこんなぶっ飛んだことをするとはwww甘く見ていたぜ。
↑一応貼り付けておく。youtubeの方が高画質なので、見たい人は探してくれ。というか、youtubeの方が機内の放送より高画質だった気がする・・・。
肝心のフライトは、離陸直後からいやな感じに揺れていたが、何事もなかったかのようにドリンクサービス。国内線だがアルコールのサービスもあったのでワインを飲む。しかし今日のフライトは揺れが尋常じゃなく、やたらと6自由度の衝撃に見舞われる。
ウェリントンが近づくと、なんかひっきりなしにシートベルト着用サインが点いたり消えたりするうえ、CAや機長からやたら放送が入る。ウェリントンの天気が悪いからどうのこうのと言っているが、俺の英語力ではそれ以上の情報を得られなかったorzorzorz
しかし小型機でこれだけ揺れると、かなり怖いんですけど。機内の明かりが消されて着陸態勢に入ると、揺れが一層ひどくなる。バランスを崩さないのが不思議なくらい揺れる。安全ビデオをまじめに見ておけば良かったと猛省したが、ウェリントン国際空港に無事着陸。着陸した瞬間、機内から拍手がわき起こる。ちょwwwwwアエロフロートじゃあるまいし、そんなにやばかったのかwwwwwwww
おかげで酔いも覚めて、荷物を受け取るとホテルに直行。晩飯とともにワインを飲み直す。なんか今日は飲んでばかりいる気がするなぁ。まあスワインフル予防ということで。
2009年07月22日
7日目〜ウェリントン観光
皆既日食の欠片も見られない俺は、ウェリントン観光。
ホテルチェックアウト後、荷物だけ預かってもらって街に繰り出す。おぉ、今日は4日前とは違って、人通りであふれている。昨日現地の人に聞いた話では、NZ人は仕事が終わるとまっすぐ家に帰るお利口さんなので、夜になると人通りが少ないんだとか。家で飯を食ってから飲みに行くことはあるそうだが、日本みたいに職場から居酒屋直行という文化はないみない。
とりあえず4日前には日没後でよく見えなかったウェリントン駅を見に行く。なかなか立派な建物で、中に入ると通勤路線の電車が何本か停まっている。ウェリントン近郊は電化しているみたいで、通勤路線も電車が走っているみたい。駅の案内を見ると、2010年くらいまでに複線化、電化、新製車両導入など、路線強化を図るみたい。車両はすでに発注済みと書いていたが、どこに発注したのか気になるところ。ニュースになっていないから、たぶん日本ではないんだろうな。
続いては、ウェリントン名物というケーブルカー。距離も割と長かったが、途中駅も3つあった。真ん中の駅では、列車の行き違いを行うため、2面2線というケーブルカーでは珍しい構成になっていた。山頂にはケーブルカー博物館(入場無料)みたいなのがあったが、中はたいしたことなかった。
街に降りて、バーガーキングで昼食。
昼食後、The TerraceにあるRBNZ(=Reserve Bank of New Zealand:ニュージーランド準備銀行)に行く。RBNZはNZの中央銀行だが、中に入るとすぐ横に、Reserve Bank Museumがあって、無料で中を見学できる。中にはNZの金融と経済、通貨の歴史がパネルとビデオで説明されている。驚いたのが金融政策で、文面からするとどうも総裁一人で金利を決めているみたい(Governorで単数形だったし)。日本の金融政策決定会合や米国のFOMCみたいに、理事全員で議論して決めるとかじゃないのか。総裁が暴走したら一巻の終わりだな。まあ、それだけ中銀総裁には信用のおける人物を置くということなのだろうけど。
お次は国会議事堂。NZの国会議事堂は、この形からBeehive(蜂の巣)と呼ばれているらしい。中を見学できるらしいので、セキュリティチェックを受けて中に入る。三段階(セキュリティチェック、荷物預け、上着+残りの所持品預け)に身ぐるみを剥がされて奥まで行くと、国会審議中だった。このとき初めて知ったのだが、国会での審議を傍聴できるらしい。そら身ぐるみ剥がされるわな。
中では初めて見るキー首相(写真ですら見たことなかった)が、エネルギー問題か交通政策かしらんが、そんな感じのことで答弁していた。しかし与党と野党がお互い好き勝手わめき散らして議論がかみ合わないのは日本だけじゃなかったんだなwww
国会議事堂から出ると、適当にカフェでコーヒー飲んだり、街を一通りぶらぶらしてからホテルに戻る。預けていた荷物を受け取り、ホテルの裏のバス停から空港行きのバスに乗る。
再びウェリントン国際空港。昨日は気付かなかったが、この空港、Baggage claimがセキュリティエリアの外にあるんだな。いいのかなぁ、それで。
JALで買った航空券は、行きはオークランドまでだが、帰りはウェリントンから(オークランド、成田経由)。オークランドで明日同日乗り換えは可能なのだが、その場合ウェリントンを5時くらいの飛行機に乗らないといけなくて、それは死ねるので、オークランド空港の近くで一泊することにした。ウェリントン-オークランド間はNZ航空が大半を占めるのだが、何となくカンタス航空にした(運行はJet☆)。
昼間風が強かったので、また昨日みたいに揺れたらいやだなあと思っていたが、離陸時にちょっと揺れただけで、非常に穏やかなフライトだった。昨日のアレは大分トラウマになりそうだorz
オークランド国際空港に到着後、荷物を受け取ってホテルに向かう。ホテルは空港から近いので(数km)、適当にタクシーで行こうと思ったら、タクシーの運ちゃんが、そのホテルなら無料のシャトルバスが出てると教えてくれたので、ホテルのシャトルバスで移動。親切な運ちゃんだ。単にそんな近距離走りたくねーよってことかもしれんが。
ホテルは客の大半が空港利用客ということもあって、朝食が午前3時半かららしい。明日は機内食が出るまで空腹に耐えようかと思っていたが、腹ごしらえしてから出られそうだ。その分早起きしないといけないけどorz
楽しかったNZ旅行も明日で最後。まあ明日は飛行機に乗るだけで、実質今日が最後だけど。寝坊しないように、風呂入ってとっとと寝よう。
ホテルチェックアウト後、荷物だけ預かってもらって街に繰り出す。おぉ、今日は4日前とは違って、人通りであふれている。昨日現地の人に聞いた話では、NZ人は仕事が終わるとまっすぐ家に帰るお利口さんなので、夜になると人通りが少ないんだとか。家で飯を食ってから飲みに行くことはあるそうだが、日本みたいに職場から居酒屋直行という文化はないみない。
とりあえず4日前には日没後でよく見えなかったウェリントン駅を見に行く。なかなか立派な建物で、中に入ると通勤路線の電車が何本か停まっている。ウェリントン近郊は電化しているみたいで、通勤路線も電車が走っているみたい。駅の案内を見ると、2010年くらいまでに複線化、電化、新製車両導入など、路線強化を図るみたい。車両はすでに発注済みと書いていたが、どこに発注したのか気になるところ。ニュースになっていないから、たぶん日本ではないんだろうな。
続いては、ウェリントン名物というケーブルカー。距離も割と長かったが、途中駅も3つあった。真ん中の駅では、列車の行き違いを行うため、2面2線というケーブルカーでは珍しい構成になっていた。山頂にはケーブルカー博物館(入場無料)みたいなのがあったが、中はたいしたことなかった。
街に降りて、バーガーキングで昼食。
昼食後、The TerraceにあるRBNZ(=Reserve Bank of New Zealand:ニュージーランド準備銀行)に行く。RBNZはNZの中央銀行だが、中に入るとすぐ横に、Reserve Bank Museumがあって、無料で中を見学できる。中にはNZの金融と経済、通貨の歴史がパネルとビデオで説明されている。驚いたのが金融政策で、文面からするとどうも総裁一人で金利を決めているみたい(Governorで単数形だったし)。日本の金融政策決定会合や米国のFOMCみたいに、理事全員で議論して決めるとかじゃないのか。総裁が暴走したら一巻の終わりだな。まあ、それだけ中銀総裁には信用のおける人物を置くということなのだろうけど。
お次は国会議事堂。NZの国会議事堂は、この形からBeehive(蜂の巣)と呼ばれているらしい。中を見学できるらしいので、セキュリティチェックを受けて中に入る。三段階(セキュリティチェック、荷物預け、上着+残りの所持品預け)に身ぐるみを剥がされて奥まで行くと、国会審議中だった。このとき初めて知ったのだが、国会での審議を傍聴できるらしい。そら身ぐるみ剥がされるわな。
中では初めて見るキー首相(写真ですら見たことなかった)が、エネルギー問題か交通政策かしらんが、そんな感じのことで答弁していた。しかし与党と野党がお互い好き勝手わめき散らして議論がかみ合わないのは日本だけじゃなかったんだなwww
国会議事堂から出ると、適当にカフェでコーヒー飲んだり、街を一通りぶらぶらしてからホテルに戻る。預けていた荷物を受け取り、ホテルの裏のバス停から空港行きのバスに乗る。
再びウェリントン国際空港。昨日は気付かなかったが、この空港、Baggage claimがセキュリティエリアの外にあるんだな。いいのかなぁ、それで。
JALで買った航空券は、行きはオークランドまでだが、帰りはウェリントンから(オークランド、成田経由)。オークランドで明日同日乗り換えは可能なのだが、その場合ウェリントンを5時くらいの飛行機に乗らないといけなくて、それは死ねるので、オークランド空港の近くで一泊することにした。ウェリントン-オークランド間はNZ航空が大半を占めるのだが、何となくカンタス航空にした(運行はJet☆)。
昼間風が強かったので、また昨日みたいに揺れたらいやだなあと思っていたが、離陸時にちょっと揺れただけで、非常に穏やかなフライトだった。昨日のアレは大分トラウマになりそうだorz
オークランド国際空港に到着後、荷物を受け取ってホテルに向かう。ホテルは空港から近いので(数km)、適当にタクシーで行こうと思ったら、タクシーの運ちゃんが、そのホテルなら無料のシャトルバスが出てると教えてくれたので、ホテルのシャトルバスで移動。親切な運ちゃんだ。単にそんな近距離走りたくねーよってことかもしれんが。
ホテルは客の大半が空港利用客ということもあって、朝食が午前3時半かららしい。明日は機内食が出るまで空腹に耐えようかと思っていたが、腹ごしらえしてから出られそうだ。その分早起きしないといけないけどorz
楽しかったNZ旅行も明日で最後。まあ明日は飛行機に乗るだけで、実質今日が最後だけど。寝坊しないように、風呂入ってとっとと寝よう。
2009年07月23日
8日目〜帰国
帰国のため、5時前に起床。日本時間で言うとまだ2時前。どちらかというと寝る時間じゃないかorz
とりあえずホテルの朝飯を軽く食べて、チェックアウトして、6時発のホテルのシャトルサービスでオークランド国際空港まで送ってもらう。
空港に入ってNZ航空のカウンターに行くと、そこには長蛇の列が。そんなに混んでいるのか。確かに日本との直行便はNZ航空史かないが、昨日ネットで見たら、まだ大分席に余裕がありそうな感じだったのに・・・。とか思っていたら、実はシドニー行きの客だった。東京行きは隣のJALの名前が併記されているNZ航空のカウンターだった。こっちには数名程度。あっさりとチェックインを終え、保安検査と出国審査。お金が余っているので、免税店を回っていたら、スモークサーモンの試食が美味かったので購入。残ったお金は日本円に戻す。
時間が来て搭乗。搭乗口に向かう人はまばら。出発時間が来ても、飛行機の中は空席だらけ。これはひどい。行きのオークランド行きが超混雑していたのはなんだったんだろう?
席は自由に使っていいと言われたので、朝食が済んだら真ん中の三人掛けの席の肘掛けを上げて横になる。しばし睡眠補充をするが、無理な姿勢で寝たために、1時間半ほどで体が痛くなって目が覚めた。せめて4列シートだったら、足が伸ばせて楽そうなのに・・・。
起きた後は持ち込んだ本を読破したり、PSPやったり、どらごんぼーる・えぼりゅーしょん見たり、居眠りしたり。PSPのバッテリの持ちが意外と良かった。しかしエコノミークラスでも、横3席自由に使えて、かつ前後に全く人がいないと結構快適だった。常にこれくらいならいいんだが。
成田には予定より約25分早く到着。航空機を降りると、むわっとする熱気に包まれる。暑すぎる・・・。空港内はエアコンが効いているはずだが、それでも歩いていると汗が吹き出す。そのまま回れ右をしてNZに帰りたくなったが、仕方なく入国。
適当にラウンジ入ったり、晩飯食ったり、マガジン読んだりして時間をつぶしてから、伊丹行きの国内線に乗り継ぎ。なんか伊丹空港悪天候に備えた給油がどうのこうのと言って出発が遅れる。まあ伊丹には10分程度の遅れで着いたが。伊丹空港からバスで三宮に出て、山電で帰還。
これで今回のNZ旅行も完全に終了。それにしても眠い。日本時間でいうと午前2時前に起きてからすでに20時間以上起きていることになる。明日は仕事だし、とっとと寝よう。
とりあえず今回の総括としては・・・
・NZは平和でいい国
・ワインとチーズがとても美味しかった
・鉄道の旅が意外と良かった
・不況に喘ぐNZの景気を刺激してきた
こんなところかな。そのうちまた行きたい。
とりあえずホテルの朝飯を軽く食べて、チェックアウトして、6時発のホテルのシャトルサービスでオークランド国際空港まで送ってもらう。
空港に入ってNZ航空のカウンターに行くと、そこには長蛇の列が。そんなに混んでいるのか。確かに日本との直行便はNZ航空史かないが、昨日ネットで見たら、まだ大分席に余裕がありそうな感じだったのに・・・。とか思っていたら、実はシドニー行きの客だった。東京行きは隣のJALの名前が併記されているNZ航空のカウンターだった。こっちには数名程度。あっさりとチェックインを終え、保安検査と出国審査。お金が余っているので、免税店を回っていたら、スモークサーモンの試食が美味かったので購入。残ったお金は日本円に戻す。
時間が来て搭乗。搭乗口に向かう人はまばら。出発時間が来ても、飛行機の中は空席だらけ。これはひどい。行きのオークランド行きが超混雑していたのはなんだったんだろう?
席は自由に使っていいと言われたので、朝食が済んだら真ん中の三人掛けの席の肘掛けを上げて横になる。しばし睡眠補充をするが、無理な姿勢で寝たために、1時間半ほどで体が痛くなって目が覚めた。せめて4列シートだったら、足が伸ばせて楽そうなのに・・・。
起きた後は持ち込んだ本を読破したり、PSPやったり、どらごんぼーる・えぼりゅーしょん見たり、居眠りしたり。PSPのバッテリの持ちが意外と良かった。しかしエコノミークラスでも、横3席自由に使えて、かつ前後に全く人がいないと結構快適だった。常にこれくらいならいいんだが。
成田には予定より約25分早く到着。航空機を降りると、むわっとする熱気に包まれる。暑すぎる・・・。空港内はエアコンが効いているはずだが、それでも歩いていると汗が吹き出す。そのまま回れ右をしてNZに帰りたくなったが、仕方なく入国。
適当にラウンジ入ったり、晩飯食ったり、マガジン読んだりして時間をつぶしてから、伊丹行きの国内線に乗り継ぎ。なんか伊丹空港悪天候に備えた給油がどうのこうのと言って出発が遅れる。まあ伊丹には10分程度の遅れで着いたが。伊丹空港からバスで三宮に出て、山電で帰還。
これで今回のNZ旅行も完全に終了。それにしても眠い。日本時間でいうと午前2時前に起きてからすでに20時間以上起きていることになる。明日は仕事だし、とっとと寝よう。
とりあえず今回の総括としては・・・
・NZは平和でいい国
・ワインとチーズがとても美味しかった
・鉄道の旅が意外と良かった
・不況に喘ぐNZの景気を刺激してきた
こんなところかな。そのうちまた行きたい。